セルフ・キャリアドックで活力ある組織へ
~従業員の活力を引き出し、企業の成長へつなげます~
~従業員の活力を引き出し、企業の成長へつなげます~
セルフ・キャリアドックとは
セルフ・キャリアドックとは、定期的なキャリアコンサルティングとキャリア研修などを組み合わせて行う、従業員のキャリア形成を促進・支援することを目的とした総合的な仕組みのことです。
キャリアコンサルティング
(個人面談)
(個人面談)
キャリア開発研修
(集団形式)
(集団形式)
セルフ・キャリアドック
(従業員のキャリア形成促進・支援)
(従業員のキャリア形成促進・支援)
セルフ・キャリアドックのメリット
従業員のメリット
働くことへの意欲・満足度の向上
- キャリア目標の
明確化 - 仕事の目的意識向上
- 主体的・自律的な
仕事への取り組みや
能力開発
従業員と企業の継続的な成長・発展
企業のメリット
生産性の向上
- 従業員の意識向上
- 組織の活性化
- 生産性の向上、
定着率アップ
従業員と企業の継続的な成長・発展
セルフ・キャリアドックにより期待できる効果
-
新卒採用者仕事への向き合い方、取り組む意欲の向上職場定着
-
育児・介護・休職者育児・介護の不安を取り除き仕事と家庭の両立課題の解決を支援職場復帰率の向上
-
中堅社員職業人生の後半戦に向かってキャリアの再構築能力開発の方向付け
-
シニア社員これまでのキャリアの棚卸しと目標の再設定セカンドキャリアを見据える
実施のタイミング
定期的な実施 |
・毎年4月に実施
・キャリアの節目の時期などに実施(新規採用1年前後、それ以降5年ごとに実施など) |
人事異動・昇給に併せて実施 |
・人事評価・業績評価の面接時に併せて実施
・人事に関する本人希望などのヒアリングと併せて実施 ・人事異動や昇格の前後に実施 |
休業、復職などと併せて実施 |
・育児休業、介護休業などの前後に実施
|
セルフ・キャリアドックの具体的な導入・実施の流れ
従業員とキャリアコンサルタントが一対一で面談を行うことで、 個別従業員の内省を図り、働きがいを持って仕事に取り組めるよう支援していきます。
キャリアコンサルティング(個別面談)
キャリアコンサルティング実施の流れ
-
1.ヒアリング
- 人材育成ビジョン・方針
- 現状の課題
-
2.実施計画の策定・選定
- 実施のタイミング、日程検討
- 対象従業員選定
-
3.面談実施
- 対象社員向け事前説明会の実施
- キャリアシート作成
- 面談
-
4.フォローアップ
- 面談結果の報告
- 組織的な改善措置の検討
- キャリアコンサルティング実施の継続的改善
面談実施後、全体を通しての所感として面談報告を書面及び対面にて行わせていただきます。今後の人材育成や配置転換にお役立てください。組織と、従業員双方の視点に立ち、組織と個人の良好な関係づくりをご支援したいと考えています。
キャリアコンサルティング面談の流れ
-
1.キャリアの棚卸し
- キャリアシート作成(事前)
- 過去の経験・実績・得た力を整理
-
2.自己理解
- Can(能力、強み)の明確化
- Will(欲求・願望、価値観)の明確化
-
3.環境理解
- Must(周囲・組織からの期待・役割)の把握
- 組織の置かれている現状の把握
- 現在課題の明確化
-
4.キャリアビジョン 行動計画策定
- 中・長期のキャリアの方向性の明確化
- 能力開発や取り組むことの目標設定
- 目標達成に向けた行動計画策定
面談実施について
日時 | 貴社の計画に基づきご指定頂いた日時に実施 |
実施時間 | 1人あたり1回60分 |
実施可能人数 | 1日あたり6名まで可能 |
実施場所 | 貴社会議室等ご指定場所(ドアのあるプライバシーが保持できる空間が望ましい) |
面談実施費用
キャリアコンサルティング制度導入・運用費 | 10万円 ※面談実施報告書の作成、フィードバック含む |
面談実施費 | 1人15,000円 ※交通費実費 |
キャリアコンサルティング実施事例
ケース :
採用支援会社
営業職 女性
入社3年目
面談前
営業の成績が伸び悩んでいる。これまでは元気と明るさでお客様にも可愛がってもらい乗り切ってきたが、そろそろ限界がきている。成績も上がらずモチベーションもダウン。何のために仕事をしているのかわからなくなってきてしまった。周囲には駄目な人だと思われるだけだから言えない。上司からは日々頑張れと言われるだけ。辛いしそろそろ自分の方向性を考えた方がいいと思っている。
面談で実施したこと
- 1.キャリアの棚卸し
-
営業職としての経験や成長、得た力の整理
-
- 2.自己理解
-
入社理由、現在の想いの整理
-
営業職としての想い、やりがいを整理
-
成功体験から強みの整理
-
- 3.環境理解
-
上司や周囲からの評価、期待の把握
-
会社や部門のビジョン把握
-
組織内の人間模様を可視化
-
- 4.キャリアビジョン・行動計画策定
-
望ましい状況・ありたい姿の明確化
-
目標に向けての方策、行動計画策定
-
面談後の変化
営業職でのやりがいや達成感を感じたことを整理する中で、営業職として続ける意味づけができ、「企業の発展のために役立ちたいという想いがある」「人の育成にも関心があり、後輩を指導できる立場になりたい」という実現したいこと、ありたい姿が明確になり継続して頑張りたいという気持ちになった。
営業職としてスキル向上を図るためのセミナー参加も検討。
面談後の報告の一例
-
先輩社員や上司が忙しすぎて(プレイングマネージャー)、新人や部下の育成、フォローアップ体制ができていない。 故に悩みがあっても相談できる相手がおらず、モチベーション維持が難しい状況になっている。
-
個人商店になっていて、チーム全体で協力しあい一丸となって達成しようという風土が欠けている。
-
営業手法も個人の能力に委ねられていて、成功事例の共有や能力開発の機会が少ない。
面談報告を受けての企業側の対応
-
OJT制度を導入。新人には1年間先輩社員が育成をしてお互いに成長しあえるような体制にした。また上司との定期面談制度を導入し、査定・評価以外にも部下が自らキャリアビジョンを設定できるような支援体制を整えた。
-
評価制度を見直し、チームでの目標達成を評価基準に盛り込んだ。
-
朝礼や夕礼にて成功事例の共有時間を設定。営業マニュアルも作成し、営業力向上にむけた研修も実施。
キャリアコンサルタントについて

国家資格キャリアコンサルタント中藤美智子が担当します。
・キャリアコンサルティング実績
(営業職、販売職、事務職、技術職、管理職、専門職など多職種)
・キャリア開発研修、階層別研修、マネジメント研修などの研修実績
・営業経験
(教育教材、求人媒体、採用支援、通訳翻訳者派遣・紹介等の法人営業)
・採用コンサルティング会社での採用プロセス支援、人材紹介会社での優秀な人材の提供経験
セルフ・キャリアドック導入のために、どんな「社内環境」を整える必要があるの?
Step1:理解と意識
-
経営者経営者が自ら、セルフ・キャリアドックを導入し、組織を活性化していくことを社内(全社員)に対して宣言することにより、組織全体としてセルフ・キャリアドックの推進力が備わります。
-
現場管理職社員の上司にあたる管理職にも、セルフ・キャリアドックの目的、内容を知ってもらい、キャリアコンサルタントや人事部門と一緒になって対象社員の支援に関わってもらうことで、セルフ・キャリアドックはより一層効果的なものとなります。
-
従業員社会・経済の変化が激しい現代において、力強く職業生活を乗り切っていくためには、主体的にキャリア形成を行わなければならないことを認識してもらう必要があります。
Step2:社内体制の整備
推進責任者の決定
セルフ・キャリアドックが円滑に導入・推進されるよう、社内に一定の影響力を有するポストの中から適任者を選定する必要があります。
社内規定の整備
セルフ・キャリアドックを社内の制度として制定・周知するために、就業規則や社内通達として整備してください。社員規模が小さい企業などでは、規定の整備という形式にこだわることなく、柔軟な方法を取ることも考えられます。
セルフ・キャリアドックが円滑に導入・推進されるよう、社内に一定の影響力を有するポストの中から適任者を選定する必要があります。
社内規定の整備
セルフ・キャリアドックを社内の制度として制定・周知するために、就業規則や社内通達として整備してください。社員規模が小さい企業などでは、規定の整備という形式にこだわることなく、柔軟な方法を取ることも考えられます。

Step3:キャリアコンサルタントの確保
キャリアコンサルタントの確保 セルフ・キャリアドックの中核的な取組みは、対象社員に対するキャリア研修と個別のキャリアコンサルティング(面談)及びそれらの結果に対するフォローアップであり、これを担うキャリアコンサルタントの育成・確保は必要不可欠の事項となります。
キャリアコンサルタントには、大きく、
1.社内キャリアコンサルタント(資格を保有する従業員)
2. 社外キャリアコンサルタント
の2種類があります。
キャリアコンサルタントには、大きく、
1.社内キャリアコンサルタント(資格を保有する従業員)
2. 社外キャリアコンサルタント
の2種類があります。
セルフ・キャリアドック制度について
キャリア開発研修(集合形式)
集合形式で研修を行うことにより、多くの従業員に効率的にキャリアを考えるきっかけを提供できます。
キャリア開発研修
研修名 | 若手社員向けキャリア開発研修 |
研修の目的 | 入社して1年で一通りの業務を覚え、2年目後輩指導も行い、3年目以降、自ら動ける立場となった時に、自身の仕事に対する姿勢を振り返っていただきながら、今後のキャリア志向について「やりたいこと(Will)」「出来ること(Can)」「期待(Must)」で考え、将来ありたい姿を具体的にイメージするキャリアプラン作りと、今後前向きに仕事に取り組むためのモチベーションアップへつなげていきます。 |
対象者 | 入社3~5年目 |
主な内容 | ・やってきたこと、得たことの棚卸し ・自己理解(価値観チェック) ・自身の強みと弱みの分析 ・周囲からの役割期待 ・働く意義の確認 ・アクションプランの作成 |
料金 | 1日20万円(税別)~ ※1クラス定員20名 |
オプション | 個別面談の実施 (研修実施後、個別課題に向き合うための面談を実施) |
「キャリア研修」基本構造
内側の視点
I.自己理解
(Will)
欲求・願望、価値観
(Can)
能力・強み・弱み・課題
I.自己理解
(Will)
欲求・願望、価値観
(Can)
能力・強み・弱み・課題
II.環境理解
(Must)
・組織の置かれている現状(社会・経済・文化的背景)
・周囲(組織)からの期待・役割
外側の視点
(Must)
・組織の置かれている現状(社会・経済・文化的背景)
・周囲(組織)からの期待・役割
外側の視点
III.将来・展望
・何年後にどうありたいか
・どんな能力を開発すればよいか
・明日から始めることは何か
・何年後にどうありたいか
・どんな能力を開発すればよいか
・明日から始めることは何か
受講者の声
●受講者の様子
久しぶりに同期と顔を合わせる受講生が多く、今現在の状況と合わせ、入社からこれまでの成功や苦労、失敗したことを整理し伝えあうことでやる気や自信がみなぎったり、今後の目標が明確化していていった。
久しぶりに同期と顔を合わせる受講生が多く、今現在の状況と合わせ、入社からこれまでの成功や苦労、失敗したことを整理し伝えあうことでやる気や自信がみなぎったり、今後の目標が明確化していていった。
●受講者の声
自分の成長が見えて自信につながった
同期も同じように苦労していることがわかり自分も頑張ろうと励みになった
自分が大切にしたいことが見え、今後の方向性が明確になった
キャリアのことは会社に委ねるのではなく自分で考えていく必要があることがわかった
今この会社にいる意味や意義がわかった