中藤美智子

御挨拶

中藤 美智子
キャリアコンサルタント
グローリンク株式会社 代表取締役
はじめまして
キャリアコンサルタントの中藤美智子と申します。

私の故郷新潟県長岡市では「米百俵の精神」が受け継がれています。「今の痛みに耐えて明日を良くしよう」というものです。戊辰戦争で敗れた長岡藩は、支藩から百俵の米が贈られますが、藩の大参事は贈られた米を分け与えず、学校設立の費用とすることを決定します。藩士たちは反発しますが、それに対し「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と諭し、自らの政策を押しきったという逸話があります。私はその際設立された国漢学校である高校で学び、この精神を軸に「未来の人づくり」を使命にしております。

これまで中堅・中小企業様の採用や人材育成の支援をさせていただく中で個々の能力が最大限発揮できぬまま会社を去っていく人材、埋もれながらもがき続けている人材、方向性を見失う中で意志がないまま居座り続けている人材を見てきました。
一方で経営者様からは、社員にやる気がない、主体性を持って欲しい、定着しないなどといったご相談を受けてきました。
これらは個人と組織のつながりが薄れ、お互いに意思疎通が図れていないことに原因があると考えます。

私自身が考える組織像は、個人と組織が有機的につながり、個々の成長、発展を支え合う環境です。
個人は役割認識や仕事への意味づけをして主体的・自律的にキャリアを形成し組織へ貢献していくこと、組織は個人の成長へつながる場や機会の提供をしていくことにあると考えます。
そのために以下の3つの実現に向け組織づくり・人材育成の支援をさせていただきます。

・成長、キャリア形成の場づくり
・個人の想い、考えをわかちあえる場づくり
・組織目標にそって主体的・自律的に動ける人材づくり
組織と個人が強い絆でつながり、共に成長していく社会の実現を目指します。

プロフィール

経  歴

1997年
教育事業会社 全研本社株式会社入社
英会話スクールにおける外国人講師の採用、雇用管理担当
2003年
エン・ジャパン株式会社入社
新卒採用コンサルティング、法人営業、営業企画、新入社員研修担当
2005年
人材派遣・人材紹介会社 クレエ株式会社入社
通訳翻訳者を主体とした人材派遣・人材紹介のキャリアコンサルタント、中途採用担当
2012年
学校法人明治大学入職
就職キャリア支援室にて就労支援、キャリアデザイン講義担当
2015年10月
独立
2017年2月
グローリンク株式会社設立
現在に至る

資  格

  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 2級キャリア・コンサルティング技能士
  • 厚生労働省認定キャリア・ディベロップメント・アドバイザー(CDA)
  • メンタルヘルス・マネジメント検定II種
  • 自分史活用認定アドバイザー

所属学会

  • 日本産業カウンセリング学会

実  績

キャリアコンサルティング

経験年数
11年
実施数
総計5,000名以上

セルフキャリアドック

実施社数
120社
実施人数
450名
主な職種:IT、介護福祉、医療、コンサル、不動産、広告、メーカー、卸業、美容、税理士等
(2018年12月末時点)

研修・講義実積

企業を対象に実施した主な研修
新入社員研修、ロジカルコミュニケーション・ロジカルライティング研修、営業研修、技術者向け接遇研修、リーダーシップ研修、キャリア開発研修、女性活躍推進関連研修
大学生対象に実施した主な講座
キャリアデザイン講義、就活支援講座、インターンシップ関連講座
実績企業
富士通株式会社、富士フィルム株式会社、日鐵住金建材株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、ヤマトシステム開発株式会社、新日鉄住金ソリューションズ株式会社、株式会社日立製作所、三菱自動車工業株式会社、株式会社バンダイ、東芝システムプラント株式会社 等
実績大学
明治大学、日本大学、亜細亜大学、成蹊大学、関東学院大学、国士舘大学、淑徳大学、中央学院大学、創価大学、東京工科大学、東京情報大学、東京国際大学、東洋英和女学院大学、昭和女子大学、跡見学園女子大学、日本電子専門学校 等

※順不同、敬称略(2018年12月末時点)

キャリアストーリー

生い立ち

4人兄弟の長女として、新潟県で生まれました。
父が会社を経営していたこともあり、事務所を通り従業員に挨拶をして自宅に出入りする環境で育ちました。「せっかく採用した人がやめてしまった」など従業員の話題も家の中では当たり前です。このように幼少時代から「働くこと」「経営すること」が間近にありました。父が経営者であることは子供にとってはプレッシャーです。「真面目に勉強しなければならない」「しっかりしなければいけない」特に長女であったからこそ周囲の期待に応えたいという想いは強かったです。
父も母も先を見て動くので、自分で考え決めたことはあまりありませんでした。何不自由なく過ごしてこれたので「自分がしたいこと」というものはあまりなかったように思えます。夢中になったものはもちろんあります。ただとにかく消極的で自己主張が苦手な子供で小学校の先生にも心配されました。大学進学までは自分で親を説得したことがなかったと思います。大学も母親が情報を得て勧めてくれた指定校推薦で合格し東京の大学に進学しました。

大学生活と就職活動

大学では自由を手に入れた感覚でした。アルバイト、英会話サークル、非行少年更生のボランティア活動、海外旅行に明け暮れ充実した4年間でした。社会学を専攻していたので社会福祉に関わりたいと思い公務員を目指していましたが失敗し、民間企業への切り替えもうまくいかず就職活動には苦労しました。
自身の失敗から「自分のような思いをして欲しくない」と考え、就職支援事業を立ち上げた会社に入社しました。

就職・転職、そして起業

希望を胸に入社した会社で入社日に言われた一言は「君たち新入社員の仕事はなくなった」です。配属予定の事業部の収益があがらずなくなったというのです。出だしから予期しなかった転機が訪れました。希望しない電話営業の仕事になんとか食らいつき成果を出し、本社に戻ることができました。英会話スクールの運営の仕事をすることになり、バックオフィスとして外国人を始めとしたスタッフを支えることは頼られることも多く楽しい日々でした。
ただ物足りなさを感じ、「働くことを支援する」という軸に立ち戻り採用支援会社に転職。「人の採用」を「組織の発展」につなげることができる営業の仕事にはやりがいを感じられました。しかしあまりにもハードワークだったため途中で断念。
語学人材を主とした中小の人材紹介・派遣会社へ転職。海外出張も経験させてもらい、小さい組織の中で自分の役割を見出しやったことがそのまま跳ね返ってくるスタイルは自分に合っていると思いました。その会社でも大きな転機がありました。
リーマンショックや東日本大震災で派遣スタッフの雇い止め、そして自社の非正規社員の多数が去ることになり葛藤が続きました。派遣スタッフからも年末に「何でいきなりやめさせられるのか、納得いかない。正月を越せない」と電話が多々かかってきます。どうすれば乗り切れるのか悩み、キャリアコンサルタントという資格に出会い、体系的に理論を学び、面談スキルも高めていきました。
資格取得後に専門性を高めたいと考え、大学キャリアセンターに移り、そこからキャリアコンサルタントとして独立し大学での就労支援やキャリア科目の講師、企業での研修講師、面談等を実施しています。
「個人の成長を組織の発展につなげたい」と考え起業をいたしました。

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